トヨタイムズスポーツ
2025.01.17
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絆を紡いだ新春トーク!トヨタアスリート50人がスタジオの表と裏で大交流

2025.01.17

新年初のトヨタイムズスポーツ生配信は、50人のトヨタアスリートが大集合! 2025年上半期のカレンダーを紹介しながらゲストが入れ替わる、賑やかで楽しいスペシャルな時間をご覧あれ。

2025年最初の放送となった1月13日のトヨタイムズスポーツは、トヨタアスリート大集合スペシャル。スタジオとオンラインで生出演したゲストは、昨年の32人を大幅に超える50人。大活躍した選手や今年が勝負の選手たちが、新年の意気込みを語っただけでなく、競技や会社の枠を超えたアスリート同士の交流も新たに生まれた。成人の日にちなんで、“笑撃”の成人式写真も公開!

高卒新人も入部、硬式野球部が都市対抗V3へ

トヨタの運動部や選手たちの2025年上半期のカレンダーを紹介しながら、ゲストが入れ替わりで次々と出演する年始恒例の企画。司会は森田京之介キャスターが務めた。今年はスタジオと同じ空間に控えスペース「キズナサロン」を設けて、画面の外からもゲストらが放送を盛り上げた。

トップバッターで登場したのは、硬式野球部レッドクルーザーズの日本選手権制覇に貢献した3人。MVPの増居翔太投手、スタメン出場を果たした福井章吾選手、決勝ホームランを放った逢澤崚介選手だ。

増居選手は、アメリカ遠征でメジャーリーガーにボコボコに打たれた経験が成長につながった。「日本選手権の自分からひと皮むけられるように、へび年なので脱皮して頑張りたい」と抱負を語ると、隣の2人は一本取られて悔しそうな表情。コメント面でもチーム力の強化を予感させる。

「あらためて都市対抗を3連覇できるチームを目指して、まずは1連覇目を」と主将の逢澤選手。佐竹功年さんらベテランが引退したが、次々と台頭する若手がチームを支える。東本部長は「4月に入ってくる高校生と大学生も楽しみ」と話しており、今年は高卒の新人も楽しみだ。

期待の女性アスリートに横のつながり

番組に華を添えたのが、女性アスリート同士の交流。三好南穂アスリートキャスターは、トークの相手に女子ソフトボール部の切石結女選手と、ドライバーの翁長実希選手を指名した。それぞれ個性的なキャラクターが全開の女子会トークは54:56から。

この3人は、前日の東京オートサロンでのトークショーと同じ組み合わせ。トークの延長戦は「同業者と結婚できるか否か」をテーマに盛り上がった。家庭で競技の話をすることについては「ずっと会話ができるとか幸せ」「絶対嫌です。切り替えたい」と意見が分かれた。翁長選手のぶっちゃけ発言に、森田京之介キャスターが「そこまで言わなくてもいいです」と慌てる場面も。

フィギュアスケートの紀平梨花選手と、飛び込みでパリ大会に出場した榎本遼香選手には、意外な共通点が見つかった。横回転と縦回転の違いがあるものの、踏み切りで得点のほとんどが決まってしまうそうだ。リハビリをしながら地道なトレーニングを繰り返す紀平選手と、初心に帰って基礎の練習を行っている榎本選手。再び華麗に宙を舞う姿が楽しみだ。

張本智和、大谷龍太監督に生電話

遠方にいる話題の選手たちは、生電話やリモートで出演。卓球の張本智和選手は中東のオマーンに滞在中で、時差があるにもかかわらず快く電話に出てくれた。張本選手がおすすめする動画配信サービスのドラマなどがわかる生電話は1:34:56から。

ドーハで行われた今年最初の国際大会でシングルスを優勝し、幸先の良いスタートを切った張本選手。直近の全日本選手権と5月の世界選手権はどちらも優勝を狙うと言い、「ドライブやチキータの技術をもっと精度上げて、全開ですべての大会に取り組みたい。あと4年とか考えずに1年1年全力で勝負して、その結果ロス(大会)につながればいいかなと思います」と語る。

岩手県に本拠地を置くトヨタ自動車東日本の硬式野球部からは、就任したばかりの大谷龍太監督が電話で出演。「野球と日々の業務はメリハリを持って、イキイキと野球ができる雰囲気や関係性をチーム全員で作っていきたいと思います」と話していた。

大谷監督自身も2018年、都市対抗野球に選手として出場した。トヨタの硬式野球部とは練習などを通じて交流があり、スタジオにいた藤原航平監督と東京ドームでの対戦を誓っていた。

細山田武史コーチの芝居がかった流れからの大谷監督への生電話は1:48:10から。

ベッカムヘアを超える注目ヘアの20歳(当時)

放送日が「成人の日」であるのにちなんで、ゲストの20歳当時の写真を見てみようという企画も実施。現役アスリートは20歳当時から見た目はあまり変わらないため、監督たちに白羽の矢が立った。

写真を提供したのは、硬式野球部の藤原監督と細山田コーチ、女子バスケットボール部の大神雄子ヘッドコーチ、女子ソフトボール部の坂元令奈監督の4人。加えて、アスリート以外の2人の若かりし頃の写真も披露された。

藤原監督の精悍な姿や大神ヘッドコーチの「ベッカムヘア」は時代を感じさせるが、一同の視線は右下の写真の男性に集まった。若気の至りとも言うべき髪型に、スタジオからは「ヤバすぎ」という声が漏れていた。

連勝記録更新中、バラバドミントン梶原大暉の夢

昨年のトヨタイムズスポーツでは、グループ会社のアスリートにも注目した。その中でもパリ大会で活躍したのが、ダイハツに所属するパラバドミントンの“3大”選手。今井大湧選手、藤原大輔選手、梶原大暉選手の3人だ。3人のトークは2:02:04から。

パリ以降も好調の3選手は連勝を続けている。連勝の数は今井選手と藤原選手が1桁で、最後に話した梶原選手の129連勝のフリに使われてしまうが、梶原選手の努力は2人の先輩も認めるところ。2大会連続で金メダルを獲ってもハードな練習を続ける理由について、梶原選手は「将来的には立位の選手とかオリンピックの選手と車いすルールで互角にやり合えるようになりたいと思っています。そこを見ると、まだまだ足りない部分がいっぱいあるので」と明かした。

ほかにも、トヨタグループのチームに所属する選手がVTRで多数出演した。女子バスケットボールからは、デンソーアイリスの馬瓜エブリン選手、赤穂ひまわり選手、髙田真希選手、トヨタ紡織サンシャインラビッツの東藤なな子選手。ハンドボールでは、豊田合成ブルーファルコン名古屋の水町孝太郎選手と中村匠選手、ブレイヴキングス刈谷(トヨタ車体)の岡本大亮選手と杉岡尚樹選手がメッセージを寄せた。

杉岡選手は「パリ大会を通じてトヨタアスリートの方々といっぱいつながりを持てたので、他の競技の試合もいっぱい応援に行こうと思っています」と話していた。

湯上剛輝と川口功人、東京でのメダル獲得へ

今年11月には、聴覚に障がいのある選手たちが競うデフリンピックが東京で開催される。メダルが有望視されるのが、円盤投の湯上剛輝選手とデフ卓球の川口功人選手だ。2人のトークは2:52:44から。

湯上選手は、4年前の前回大会はコロナ禍の影響で出場できず、悔しい思いをした。自慢の筋肉はさらにレベルアップしているが、競技で大事にしていることは「脱力すること」だと言う。脱力を突き詰めることで自己記録の更新に近づいており、「脱力するっていうのは、力がないとできないことなんですよ」という名言も飛び出した。

川口選手は、前回大会の男子団体の銅メダリスト。「地元の皆さんに応援してもらえると思うので、デフという魅力を皆さんにお伝えできたら。自分の卓球をやるのも大事ですが、できない時が来ると思うので、それに(対応して)変えられるように頑張りたい」と話していた。

半谷静香がサウナで聴いた柔道家の足音

視覚障がい者柔道の半谷(はんがい)静香選手と柔道フィリピン代表の渡邊聖未選手は、意外な出会いのエピソードを披露した。2人が初めて話したのは、国際大会が行われたトルコで入ったサウナだったそうだ。

後からサウナに入った渡邊選手は、試合前の半谷選手が集中しているので静かに歩いたつもりだった。だが、かすかな音を聴き分けた半谷選手は、他の国の選手だと思って「おっ、柔道家の足音するな」と日本語で口にしてしまい、お互いに恥ずかしい思いを経てから交流が始まった。「足音がかかとから入っていない感じがして、全体でピタッときたのと、重心の移動がちょっと外側に逃げたような音がした」と半谷選手は振り返る。

冬なのに日焼けしている半谷選手が語る新たな挑戦など、「半谷ワールド」満載の時間は3:01:48から。

竹中七海が新アスリートキャスターに就任

番組も終盤を迎え、ゲストの数は累計49人に。最後を飾る50人目のゲストとして登場したのが、新体操の元日本代表で昨年引退した竹中七海さん。アスリートキャスターとして番組に加わることが発表された。

体重制限から解放されて、竹中さんが食べた好物はモンブランだという。早くもキャスターとしての仕事をこなしており、トランポリンの森ひかる選手を取材した特集は1月24日に放送の予定。2025年ますますパワーアップするトヨタイムズスポーツをお楽しみに!

レッドクルーザーズの面々が絆サロンでの交流に活躍

放送時間は予定をオーバーして3時間40分を突破。昨年は105回スポーツ観戦したという総務人事本部の東崇徳本部長は、前半は解説を務め、後半は出演前後のゲストから情報取集に励んでいた。

今回のMVPは、休憩なしでしゃべり続けた森田キャスターと、キズナサロンでの待機中も他のアスリートに積極的に話しかけて交流の橋渡し役になっていた硬式野球部の選手たちだろう。細山田コーチは冒頭からエンディングまで、カメラが寄るとリアクションを欠かさなかった。

気になる選手の出演時間は、Youtube概要欄のタイムテーブルをご参照いただきたい。ピックアップしたその他の見どころをご参考までに挙げておく。
・スケート部の新キャプテン吉永一貴選手がラップ生披露で緊張(26:15~
・女子バスケットボール部のリベンジの切り札、新人アマカ選手(1:17:46~
・ダカールラリー終盤、三浦昂選手からの現地リポート(2:25:25~
・パラ陸上の高橋峻也選手と石田駆選手がケンカしない理由、
 韓国でモテるアーチェリー武藤弘樹選手(2:35:56~
・ビーチバレーボール部員に声出しの大切さとコツを説く川合俊一さん、
 ダンス披露で殻を破ったマルキ ナシム選手(3:15:56~

次回ゲストは森井大輝&村岡桃佳!

毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズスポーツ。2025年1月17日は、パラアルペンスキーを特集した。大きなケガをしたにもかかわらず今回の放送でも元気な笑顔を見せていた森井大輝選手と、陸上競技から復帰した村岡桃佳選手の師弟コンビがゲストに登場。2月に迫った世界選手権、さらには1年後のミラノ・コルティナ大会に向けて、日本のパラアルペンスキーを牽引する2人がスタジオで語り尽くす。ぜひ、ご覧ください。

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