トヨタイムズビジネス
2025.05.26
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豊田会長がトップ就任へ 日本自動車会議所の歴史と原点から続く想い

2025.05.26

豊田章男会長が日本自動車会議所の次期会長就任へ。今回は特別編成として専務理事をスタジオに迎えて、組織の目的や歴史について聞いた。

「自動車会議所 次期会長に豊田章男氏」

5月20日付の朝刊に、そんな見出しのニュースが載った。

日本自動車会議所(自動車会議所)の会長交代は8年ぶり。内山田竹志会長からバトンを受け取ることとなる。

今回就任する自動車会議所とはどのような組織なのか? 専務理事かつトヨタの渉外広報本部にも所属する島﨑豊さんに解説してもらった。

自動車会議所は、日本自動車工業会のほか、日本自動車販売協会連合会や日本損害保険協会、石油連盟、スーパー耐久未来機構といった、生産・販売・整備・運輸・交通など166の団体や企業で組織する自動車の総合団体。

業界横断的に連携しつつ、特に自動車税制について政府に提言や要望を行う。

前身団体である「自動車協議会」も含めると、発足は戦後間もない1945年11月*。自動車産業が今後の日本の発展の中核を担っていくという強い決意のもと結成された。
*自動車会議所としての設立は1946年。

「自動車協議会の設立に奔走したのが(豊田会長の祖父)豊田喜一郎さん」と島﨑さん。80年、連綿と続く想いを受け継ぐ豊田会長には、強いリーダーシップや情報発信力に期待がかかる。

豊田会長の自動車会議所会長就任人事は、6月10日の総会をもって正式に決定する。

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