トヨタイムズニュース
2025.06.23
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豊田会長が新たにトップ就任。日本自動車会議所の新体制で受け継ぐ想い

2025.06.23

豊田章男会長が日本自動車会議所の新会長に就任。団体の合言葉「クルマをニッポンの文化に!」に宿した想いとは?

6月10日、日本自動車会議所(会議所)は2025年度定期総会にて、8年ぶりとなる会長交代を発表。退任する内山田竹志 前会長に代わり、豊田章男 新会長がバトンを受け取った。

現在、会議所には166の団体や企業が参加。主な取り組みとして、会員同士で連携しながら、自動車税制に関する政府への提言や要望を行っている。

就任のあいさつで豊田新会長は、「クルマをニッポンの文化に!」という団体としての合言葉を掲げ、日本におけるクルマの地位を高めていく決意を示した。

総会後に行われた記者懇談会では、今後の活動についての質問にも回答。詳細な内容は、ぜひ映像でご確認いただきたい。

会議所の歴史は、前身団体である「自動車協議会」から始まる。終戦からわずか3カ月後、1945年11月に生まれた同会の発足には、豊田喜一郎の尽力もあった。

豊田新会長は会議所のトップ就任にあたり、祖父・喜一郎が協議会を設立した際に語った言葉を振り返ったという。

「自動車は国民生活の安定や戦後復興にとって非常に重要である。民主主義自動車工業国家を建設して、平和日本の再興と世界文化に寄与したい」

戦後日本の発展を自動車産業が支えていく。そんな決意の宿った言葉を原点とし、「クルマをニッポンの文化に!」という合言葉に行き着いたと豊田新会長は語った。

クルマを日本が誇る文化の一つにするため、動き出した会議所の新体制。ぜひ、関連リンクのトヨタイムズビジネス、そして豊田新会長のスピーチ全文と併せて、今回のニュースをご覧いただきたい。

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