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トヨタがトップ5独占! ラリー・フィンランド快挙の裏側に迫る

2025.08.25

表彰台に立った選手たちが、万雷の拍手に包まれた。トヨタが1位から5位までを占めたWRC 2025のラリー・フィンランド。歴史的勝利の舞台裏をお届けする。

WRC(FIA世界ラリー選手権)2025の第9戦「ラリー・フィンランド」が、現地時間の7月31日から8月3日にかけて開催された。

戦いの主舞台となったのは、同国ユバスキュラ市周辺の森林地帯の未舗装路。WRC屈指のハイスピードラリーの道として知られ、平均時速は130キロに及ぶ。

同市に拠点を構えるTOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)にとっては、“ホーム戦”とも言える今回のラリー。5人の選手たちが出場し、トップ5を独占するという歴史的な勝利を達成した。

総合1位に輝いたのは、フィンランド生まれのカッレ・ロバンペラ選手。悲願であった母国での初優勝を果たし、地元のファンが歓声を上げた。

2位に入賞したのは、若手ドライバー育成を目的とした「WRCチャレンジプログラム」の1期生(2015年)として、かつてユバスキュラ市に住みながら研鑽を積んできた勝田貴元選手。今回の勝利について「フィンランドで良い順位を獲ることはドライバーとしても一番嬉しい」とコメント。

以降も3位セバスチャン・オジエ選手、4位エルフィン・エバンス選手、5位サミ・パヤリ選手と、TGR-WRTが上位を占めた。

かつてない快挙を成し遂げたチームの奮闘を、高速ドリフトや数十メートルにも及ぶビッグジャンプなど、大迫力の映像とともにご覧いただきたい。

また、世界初公開となった気体水素で走るラリーカー、GR2 Yaris Rally2 H2 Conceptのデモランも収録。ハンドルを握ったのは、過去4回WRCワールドチャンピオンに輝いた、伝説のドライバーことユハ・カンクネンさん。実際に乗ってみた感想はいかに。

その他、ラリー開催中に行われた“水素活用”をテーマにしたイベントも取材。グリルや石窯など、過去にトヨタイムズに登場したアイテムが、フィンランドでも水素ファンを増やすべく大活躍。

本放送の約2カ月後には、いよいよラリー・ジャパン(11月6~9日開催)が始まる。ラリーの裏側を捉えた今回の映像とともに、ぜひ楽しみにお待ちいただきたい。

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