
サウナ大国フィンランドで、大手メーカーとトヨタがサウナを共同開発。その狙いは?本場の方々の受け止めは?

サウナーのみなさん、お待たせしました。
8月25日の放送で予告していた「サウナ回」がついに登場。本場フィンランドで富川悠太がととのいまくる⁉
「フィンランド式サウナ」がユネスコ無形文化遺産に登録されるほど、同国ではサウナが生活の一部。そんな聖地に拠点を構える、大手サウナメーカー「ハルビア」とトヨタが6月、水素燃焼技術を活用したコンセプトモデルの共同開発を発表した。
その特徴を中嶋裕樹CTOとハルビアのティモ・ハルビアCTO、2人のChief Technology Officer(最高技術責任者)が、現地現物で解説。
燃焼時に水蒸気を発生させる水素サウナは、熱伝導率が高く、体温の上昇が早い。また日本で主流の電気式よりも湿度が高く、喉を焼かれるような感じも少ないという。
そのためサウナ空間でも会話がしやすく、富川のような喉のケアが大切な人にもうれしいポイントだ。
そんな説明をしてくれた中嶋CTOが語る、「サウナのTPS」とは?詳しくは本編で。
開発期間わずか6カ月ながら、ハルビアとトヨタの技術者が試行錯誤を繰り返し、たどり着いたコンセプトモデル。体験したサウナ大国フィンランドの方々も笑顔で「トトノッタ!」。
さらには同国・ユバスキュラ市で進む、水素を活用した脱炭素の取り組みも紹介。同市内を走るFC(燃料電池)バス、水素ステーション、水素を学べるミュージアム…。環境先進国でもあるフィンランドにあって、同市は水素タウン化が整い始めている。
ティモ・コイヴィスト市長は「Cefⅿof*と進めてきたプロジェクトもスピード感を持って進んでいる」、「水素サウナは今後の可能性も秘めた素晴らしい成果」と手ごたえを語る。
*Central Finland Mobility Foundation。ユバスキュラ市、TGR-WRT、トヨタ・モビリティ基金の連携を機に、2024年に設立した非営利団体。同市での水素活用を推進する。
トヨタイムズ史上、最も汗をかいた取材。最後まで楽しんでご覧ください。