1955年の初代発売から70周年を迎えたクラウン。大きな節目を記念すべく、UCCとトヨタが挑んだ水素でのコーヒーづくりに密着した。
UCC上島珈琲(UCC)とトヨタは10月7日、クラウン70周年を記念し、オリジナル水素焙煎コーヒーを共同開発したと発表。
開発にあたっては、16代目クラウンの4車種(セダン、エステート、クロスオーバー、スポーツ)をイメージ。それぞれのコンセプトと乗り心地を、4種のコーヒーで表現するという試みがなされた。
「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」という存在意義(パーパス)を掲げるUCC。企業目標として2040年までのカーボンニュートラル実現を設定しており、2025年4月からは世界初の水素焙煎コーヒーの量産を開始している。
カーボンニュートラルと水素を共通のキーワードに持ち、より良い世界の実現を目指す両社が、クラウン70周年という節目に手を組んだ。
クルマとコーヒー。生み出す商品は違っても、開発陣の妥協なきこだわりは変わらない。今回のトヨタイムズニュースは、クラウンをイメージした水素焙煎コーヒーが発表されるまでの過程を9カ月間にわたって密着。製品化に至るまでの試行錯誤を映像でご覧いただきたい。
水素焙煎コーヒーは全国のクラウン専門店、「THE CROWN」6店舗(東京虎ノ門、愛知高辻、千葉中央、横浜都筑、大阪千里、福岡天神)で順次提供・販売開始していく予定。
ちなみに、コーヒーには美味しくなる温度帯があるらしい。何℃で飲むのが理想か、動画内で語られているのでお見逃しなく。
また、*UCCジャパンは、ウーブン・シティでインベンター(発明家)として実証実験を行っていく予定。
* UCC上島珈琲を含む国内の各子会社・関連会社を統括する会社
コーヒーの潜在価値を引き出すべく、どのような取り組みを進めていくのか。関連リンクに詳細をまとめているので、ぜひ併せて読んでいただきたい。