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【密着197日】水素カローラに託した未来。S耐2024 挑戦の軌跡

2025.05.27

CO2排出ゼロ、水素を燃料に走るクルマを実現する。技術者たちの願いと水素エンジンを載せたカローラが挑んだS耐2024。激動の197日に密着した。

2024年4月~11月にかけて行われた「ENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE(S耐2024)」。

ROOKIE Racingは液体水素を燃料とするGRカローラ(以下「水素カローラ」)」で参戦。チーム・オーナーである豊田章男会長ことモリゾウも自らハンドルを握った。

モリゾウの言葉「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」が示すように、レースという競争環境の中でクルマを走らせることで、人が育ち、技術が鍛えられていく。それが量産車開発にも活かされ、モビリティの進化を実現させる。

水素カローラに託された未来は、水素を燃料とするCO2を排出しないエンジンの実用化。「水素=危険・爆発」というイメージを「水素=未来」に変えるため、ドライバーや技術者たちが昼夜問わず奔走する姿に密着した。

S耐2024での水素カローラの挑戦、197日にわたる奮闘を3本の動画にわたってお届けする。

3部作の最後はモリゾウへの単独インタビューで締めくくられている。全てのレースに帯同しピットでカメラを回し続けた取材者。

取材部屋に入ってきたモリゾウの態度から、取材者が1年かけて縮めたモリゾウとの距離感が伝わってくる。そんな距離感の取材者に豊田章男は何を語ったのか?ぜひ映像でご確認いただきたい。

第1章:富士24時間レース(5月)

5月に行われたシーズン第2戦、富士スピードウェイ(静岡県)での24時間耐久レースから物語はスタート。

2023年の初挑戦を経て、2度目となる液体水素エンジン車での24時間耐久。モリゾウと親交の深い“マッチ”こと近藤真彦さんも、16年ぶりにドライバーとしてサーキットを走った。

今年から車体に載せる液体水素タンクの形状を変え、燃料の搭載量と航続距離を改善したうえで臨むが…

第2章:灼熱のオートポリス、最終戦前夜(7~11月)

24時間耐久で見つかった課題への対策を重ね、迎えたシーズン第3戦。

事前の30時間近くのテスト走行もクリアし、万全の体制で挑んだレースの結果はいかに。

第3章:ついに迎えた最終戦。再び富士へ(11月)

他のガソリン車と対等な条件で競い、水素カローラで結果を出す。未来への新たな一歩を踏み出すため、現場の結束がさらに高まる。

ドライバーや技術者たちの197日にわたる挑戦が、ついに一つの結末を迎えた。

本映像の公開から数日後には、2025年の富士24時間レースが始まる(5月30日~6月1日、富士スピードウェイで開催)。今年も水素カローラがサーキットを走る。

3本の動画でお見せする挑戦の軌跡。その続きをご覧になりたい方は、ぜひ現地へ足を運んでいただきたい。

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