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自工会 正副会長が愛車熱弁! あふれる"モビリティ愛" 止まらぬトーク

2025.11.07

自工会正副会長のクルマ愛が熱い! 開催中のジャパンモビリティショー2025で語った愛車エピソードとは?

あふれまくる“モビリティ愛”

トークセッション冒頭、司会からは持ち寄ったクルマやバイクの紹介は「1分程度で」と釘を刺されていたのだが、そこはクルマ屋・バイク屋のトップ。当然1分で収まるはずもなく、7人目の松永明 副会長(自工会)が語り終えるころには15分近くが経過していた。

ただ、片山会長いわく「いつもこんな雰囲気」だそうだ。

1分程度と言われていた愛車紹介。舞台裏では「絶対無理」と話していたと笑顔で明かす片山会長(右)

「クルマをつくることが好き」と話していた佐藤副会長だが、「クルマは楽しくなかったらクルマじゃない」とも語るほどクルマ愛は深い。

カーボンニュートラルに話題が及ぶと、BEV(電気自動車)一辺倒になるのではなく、エンジンへの想いものぞかせ、鈴木副会長へ「我々クルマファンを守ってください」とお願いする場面も*。鈴木副会長も“エンジン愛”で応じた。
*鈴木副会長は、自工会が掲げる7つの課題の中で競争力のあるクリーンエネルギー問題に取り組んでいる。

鈴木副会長
EV(電気自動車)が良いという人もいれば、こういうガソリン臭さというか、これからはエタノール臭さというのかもしれませんが(それが良いという人もいます)。インドでは牛糞を使っているので、もう少し臭いは違うかもしれません。

ですが、やはり内燃機関をちゃんと使って走らせるというのは、音も良いでしょうし、(これからも)楽しみたいなと思います。

自工会正副会長が思い描く未来は?

さてJMS会場に行かれた方の中には、ご覧になった方もいるかもしれないが、前回好評を博した「未来掲示板」が、今回も実施されている。「未来掲示板」は、来場者や出展者に「あったらいいな」という未来を募集、イラスト化して掲示するというもの。今回は「Tokyo Future Tour 2035」に合わせて「2035年の未来図」を集めている。

そこで、正副会長にも、それぞれの“2035年”をフリップに書いてもらった。一気にどうぞ。

〈片山会長〉

映画『トランスフォーマー』のようにロボットに変形してくれるトラック。「(荷物を目的地へ)運ぶところまではトラックで、着いたらロボットになって荷下ろししてくれたら素晴らしい」。

〈鈴木副会長〉

頭の中で意図した通りに動いてくれるクルマ。自動運転技術が進んでも「自分の思い通りに動かせるクルマが、将来ほしくなるんじゃないかなと思うんです」という言葉に周りもうなずいていた。

〈佐藤副会長〉

佐藤副会長の目下の困りごとは駐車場。若者のクルマ離れは、これが原因の一つでもあるという。「若い人にもいっぱいクルマに乗ってほしいな」という願いはクルマが小さくなれば叶うかも?

〈エスピノーサ副会長〉

クルマもバイクも「大好き」というエスピノーサ副会長。モビリティがより賢く社会とつながり、事故を回避できる世界を願う。設楽副会長の「転ばないバイク」には「私も一票」と賛同を示した。

〈三部副会長〉

一人ひとりが空飛ぶクルマを所有できる世界は、物語の中でとどまるものではない?「人間の頭の中に思い浮かんだことは、数十年後には現実になる」「決して夢ではなく実現する」と力強く語った。

〈設楽副会長〉

正副会長の中でも意見が分かれた「転ばないバイク」。ただ、より安全に乗ることができれば、バイク好きのすそ野は広がりそう。「近未来の新しい世界を新しい技術で達成したい」と熱がこもっていた。

〈松永副会長〉

自工会14社が協力して共通の基盤をつくり、そこからメーカーごとに特徴を加えていく。そんな未来が訪れると「日本の底力になっていくんじゃないかと思います」と思い描いていた。

正副会長の深いモビリティ愛から来るこだわりは、ほかにも随所で見られた。トークセッションのフルバージョンは、自工会のYouTubeチャンネルで公開中なので、気になった方はこちらからご覧いただきたい。

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