自工会正副会長のクルマ愛が熱い! 開催中のジャパンモビリティショー2025で語った愛車エピソードとは?
あふれまくる“モビリティ愛”
トークセッション冒頭、司会からは持ち寄ったクルマやバイクの紹介は「1分程度で」と釘を刺されていたのだが、そこはクルマ屋・バイク屋のトップ。当然1分で収まるはずもなく、7人目の松永明 副会長(自工会)が語り終えるころには15分近くが経過していた。
ただ、片山会長いわく「いつもこんな雰囲気」だそうだ。
「クルマをつくることが好き」と話していた佐藤副会長だが、「クルマは楽しくなかったらクルマじゃない」とも語るほどクルマ愛は深い。
カーボンニュートラルに話題が及ぶと、BEV(電気自動車)一辺倒になるのではなく、エンジンへの想いものぞかせ、鈴木副会長へ「我々クルマファンを守ってください」とお願いする場面も*。鈴木副会長も“エンジン愛”で応じた。
*鈴木副会長は、自工会が掲げる7つの課題の中で競争力のあるクリーンエネルギー問題に取り組んでいる。
鈴木副会長
EV(電気自動車)が良いという人もいれば、こういうガソリン臭さというか、これからはエタノール臭さというのかもしれませんが(それが良いという人もいます)。インドでは牛糞を使っているので、もう少し臭いは違うかもしれません。
ですが、やはり内燃機関をちゃんと使って走らせるというのは、音も良いでしょうし、(これからも)楽しみたいなと思います。
自工会正副会長が思い描く未来は?
さてJMS会場に行かれた方の中には、ご覧になった方もいるかもしれないが、前回好評を博した「未来掲示板」が、今回も実施されている。「未来掲示板」は、来場者や出展者に「あったらいいな」という未来を募集、イラスト化して掲示するというもの。今回は「Tokyo Future Tour 2035」に合わせて「2035年の未来図」を集めている。
そこで、正副会長にも、それぞれの“2035年”をフリップに書いてもらった。一気にどうぞ。
〈片山会長〉
〈鈴木副会長〉
〈佐藤副会長〉
〈エスピノーサ副会長〉
〈三部副会長〉
〈設楽副会長〉
〈松永副会長〉
正副会長の深いモビリティ愛から来るこだわりは、ほかにも随所で見られた。トークセッションのフルバージョンは、自工会のYouTubeチャンネルで公開中なので、気になった方はこちらからご覧いただきたい。