2025.05.19

豊田自動織機が取り組む自動運転モビリティが、さまざまな現場で働いている。人手不足解消へ、他企業の協力も得て開発は進む。

重たい荷物を上げ下げするフォークリフト。空港で貨物をけん引するトーイングトラクター。
皆さんもどこかで見たことがあるだろう働くクルマたち。だが、その運転席には…「誰もいなーい‼」。
と、富川悠太が興奮気味にレポートする今回のトヨタイムズニュースは、工場や空港で活躍する自動運転モビリティを特集。
先日の決算説明会で佐藤恒治社長も語っていたように、労働人口の減少は喫緊の課題だ。自動運転モビリティはその救世主となれるのか。最前線を取材した。
東京からアメリカのフォークリフトを操作?
モザイクだらけの“秘密基地”。そこにあったのは?
クルマの下にカメラ?なぜ?何を撮っている?
豊田自動織機では、さまざまな企業の協力を得ながら開発を続けている。
羽田空港では、国内初の自動運転レベル4(特定条件下での完全無人運転)のトーイングトラクターが走行。コカ・コーラボトラーズジャパンの白州工場倉庫には、4本のツメがある自動運転フォークリフトが導入されている。
こうした自動運転技術について、先端AIの研究を続けるTRI(トヨタ・リサーチ・インスティテュート)のギル・プラットCEOは、「鍵はトヨタの『自働化』の考え方です」と話す。
チーフサイエンティストが語る人と機械のあり方とは。