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もっといいクルマづくりの原点 6年ぶりのニュル24時間への挑戦

2025.07.07

モリゾウが6年ぶりにニュルブルクリンク24時間レースへ参戦。なぜ今ニュルに戻ってきたのか、そしてレースを通して見えてきたものとは。

世界一過酷と言われるサーキットがある。

ドイツのサーキット、ニュルブルクリンク、通称「緑の地獄(グリーン・ヘル)」。

一周およそ25km、高低差約300m、コース中にはクルマが一瞬宙に浮いてしまうような起伏があるところもある。

全体的に道幅も狭く、エスケープゾーンも狭い。170以上あるというコーナーには先の見通せないコーナーが続くところも多い。

それ故、クルマにとっても、ドライバーにとっても過酷な道と言われている。

そんなニュルの道を“走りやすく乗れるクルマ”は、どんな道を走っても走りやすい。

車両開発の聖地とも言われ、テストコースとしても普段から多くの自動車メーカーが集まる。

このニュルで年に1回行われる24時間耐久レース、「ニュルブルクリンク24時間レース」に、6年ぶりにモリゾウが参戦した。

なぜ再びニュルに挑戦したのか。そしてなぜ今回は「TOYOTA GAZOO Racing」ではなく、「TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing(TG-RR)」での参戦なのか?

モリゾウこと豊田章男会長は、「もっといいクルマづくりの原点とはどういうものだったのか、ニュル参戦を通して再び感じてほしい」と話す。

その原点には、モリゾウの師匠で、マスターテストドライバーを務めていた故・成瀬弘さんの存在があった。

チームに伝承される想い、そしてそれぞれのメンバーがレースを通して得たものとは。

6年ぶりの挑戦に密着した。

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